こんにちは、しょう(@syo5_maint)です。
スーパーや商業施設の駐車場で買い物を終え戻ってくると愛車に傷がついているなどの経験はありませんか?
不特定多数の方が利用する駐車場では、このような当て逃げによる被害を受ける事があります。
今回はこのような当て逃げから守る簡単な防止対策をいくつかご紹介したいと思います。
駐車場内での当て逃げや事故は、特定の場所や状況で発生する確率がかなり違います。
駐車場の管理を長く続けているとそのあたりもなんとなく分かるようになってきました。
当て逃げ被害を完全にゼロにすることは出来ませんが、確率はかなり抑えられると思いますので最後まで読んで頂き愛車を事故から守りましょう。
駐車場での当て逃げ防止対策10選
不特定多数の車が利用する駐車場では車両の接触事故が起こしやすく、さらにお店の駐車場ではドライバーが近くにいない状況が多いため「当て逃げ事故」になりやすいのです。
そのような中でも手軽に出来る当て逃げ防止対策を10個ご紹介いたします。
順番に解説していきますね。
駐車場の監視カメラが映る範囲内に駐車する
これは車に当てられるのを防ぐというよりも
当てられた時に逃げられないようにする対策です。
最近では小さなお店でも駐車場に防犯カメラを設置している所も多いので、少しカメラの位置を確認して意識するだけでも効果を得られます。
防犯カメラの効果は問題が発生した時に状況を確認するためだけでなく、問題を未然に防ぐ効果がもっとも大きいのですが、駐車場でもこれと同じ効果が得られます。
当て逃げした犯人を探せるという効果よりも
接触事故を起こしてしまった方が逃げないようにする効果が高いです。
小さな接触事故であっても逃げてしまえば「当て逃げ」となり罪が重くなります。
そんな時、防犯カメラに写ってるかもしれないと思えば「逃げる」という選択肢はなくなります。
カメラに写ってるという心理効果はかなりあると思います。
実はこの効果は『ダミーカメラ』でも十分にはっきします。
店舗入り口から遠く空いてる場所に駐車する
駐車中の車両に接触されないための基本中の基本となります。
駐車したあなたの愛車の近くに出来るだけ他の車が近づかない場所が理想となります。
当然そこに止めた利用者は不便になりますが
他の方も不便を感じるのでその近くに駐車する車両の量が減ります。
他の車両が接近する確率が減るのですから
合わせて接触事故の確率も減っていきます。
大型の駐車場で入り口から遠く離れた場所に「高級車」がぽつんと駐車してあるのを見かけた事ありませんか?
このほとんどの理由が接触事故を回避する目的でわざわざ遠くて不便な場所を選んでいるのです。
歩行者の通路となりそうな場所をさける
あなたの愛車に傷をつけるのは「車」だけとは限りません。
車両の間を歩行者がすり抜ける際に「傘、カバン、ジャケットのファスナー」など車両に接触して擦り傷をつけてしまいます。
なので
店舗の出入り口付近やそこに向かうための通路となりそうな場所には駐車しない方が安全です。
ガードマンや警備員の近くに駐車する
大型の駐車場であれば案内や誘導の為にスタッフが常駐してる場合があります。
駐車した車両の近くにスタッフがいれば
駐車の誘導により事故は回避されますし
仮に接触事故が発生しても加害者が逃げるということもないと思います。
スッタッフが待機してる場所の近くは防犯カメラ以上に安全ですのでお勧めです。
高級車や綺麗な車両の横に駐車する
高級車や綺麗な車両というのは「車を大事」にしている方が多いです。
このような方は普段から駐車場の入出庫は慎重で丁寧な方が多く接触事故を起こす可能性もかなり低いです。
また万が一接触事故を起こしてしまっても
自身の車両の修理も含めて修理の対応を行ってくれると思います。
高級車に乗っているドライバーさんはしっかり保険にも加入されていますし、逃げたりする人はかなり少ないと思います。
逆に傷だらけや手入されていない車両の横には止めない
高級車の場合とは逆に
傷だらけの車両の場合は
そもそも
運転技術がかなり低い場合もありますし
なにより車を大事にしていませんので
適当な運転をしている場合があります。
私の場合は
傷だらけの車で
「頭からつっこんで、白線からはみ出している」
車両の横には絶対に車を止めません。
駐車スペースの横が空いている場所に駐車する
これは単純に確率論の問題となりますが
横一列に並んでいる駐車場の端に止めれば
どちらか片方には駐車される事がないので他の車両に接近される確率が減ります。
私は、一番左端の駐車スペースを選び、そのスペースで左に寄せて駐車する事が多いです。
国産の右ハンドル車であれば、自身の出入りもしやすくもっとも安全な場所になると思います。
車両の通路となる場所の真横には駐車しない
一列に並んでいる駐車スペースの一番端に止めるのはオススメですが、そこが車両の通路となっている場合は逆効果なので気をつけてください。
他の車両が近づく確率を抑えないとダメなのに
車路の場合は多くの車がそこを通る事になります。
また、このような場所は曲がり角になっている場合が多いので巻き込み事故などがおこりやすいのでオススメ出来ません。
駐車監視出来るドライブレコーダーを取付ける
これは防犯カメラの映る範囲で解説したものと同じ理由です。
接触事故を防げるわけではありませんが
その後の逃げる行為への対策となります。
防犯カメラよりも効果は低いですが
一定の逃げる行為への抑止力になりますし
当て逃げされてしまった場合でも
相手やナンバープレートが写っていますので犯人を特定しやすくなります。
防犯カメラが設置されていない駐車場もありますので、必ずやっておきたい対策の一つとなります。
機械式の立体駐車場があればそこに駐車する
機械式の立体駐車場であれば、駐車中に他の車両が接触してくることはありません。
機械で車両位置の制御行っているので、接触事故はおこりませんし歩行者が近づくこともありませんので、擦り傷等をつけられる心配もありません。
入出庫に手間がかかりますが、愛車を傷から守る方法としてはもっともオススメ出来ます。
無理なく出来る範囲を出来るだけ
実際に私も気をつけている内容をいくつかご紹介してきました。
これをやれば安全というものではなく複数を同時に行う事によって確率を下げていく事が大事だと思います。
ここでご紹介した内容を「知っている・知らない」では当て逃げ事故に合う確率はかなり違うと思います。
当て逃げや事故が多く特に気をつけないとダメな状況は
実は当て逃げ事故が多く発生する状況というのがあります。
しっかりとした統計を取っているわけではありませんが、これから紹介する状況の時に発生する事故はかなり多いです。
雨の日や強風のとき
雨の日は視界が悪く接触事故を起こしやすい事もありますが
傘をもった歩行者による傷が多く発生します。
- 傘が車両に接触
- 傘が風に飛ばされ車両に接触
- 風の影響でドアがいきおよく開いて隣の車両に接触
このほかにも「雨と風」によって車両に傷がつく事例はたくさんありますので、気をつけるようにしてください。
休日のスーパーや商業施設
休日のスーパーや商業施設には「ホリデードライバー」の方がたくさんいます。
ホリデードライバーの方がダメだというわけではないのですが、車の運転に不慣れな方が多いのが事実であり。
駐車場内での事故、特にバックによる駐車中に接触事故を起こす方の多くは「普段はあまり車の運転をされない人」です。
ちなみに私はこれまで3回、駐車中にぶつけられた事があります。
その全てが休日の店舗駐車場です。
レンタカーが多い観光地
ホリデードライバーと同様に全ての方ではありませんが、レンタカーを利用する方の多くは「普段あまり運転をしない」方が多いと思います。
駐車場を管理してると「接触事故の報告」をドライバーの方から受ける事があります。
これらの報告は圧倒的にレンタカーを利用している方からが多いです。
但し
レンタカーの場合は接触事故を起こしてしまっても
その場から立ち去る方は殆どいませんので
当て逃げ事故になる可能性は低いです。
それでも当て逃げ事故にあった時の対処方法
不特定多数の車両が利用する駐車場では
どんなに安全対策を講じていても当て逃げされる可能性はあり、完全に防ぐことは出来ません。
その場合の対処としては、当て逃げ事故の証拠を元に警察へ被害届を出すしかありません。
つまり証拠がなければ「泣き寝入り」になることが殆どだと思います。
- 防犯カメラの映像
- ドライブレコーダーの映像
- 接触事故の目撃者
防止対策でご紹介した中にもありますが
事前にしっかりとした当て逃げ対策を行っていないと対処する事ができません。
なので
万が一の時にそなえてしっかりとした対策を事前に講じておく事が重要と思います。
まとめ
さて、今回はいかがだったでしょうか?
今回ご紹介した「駐車場での当て逃げ事故防止対策」完全に防止することは出来ませんが、自分にできる事だけでも気をつければ、事故に合う確率を大きく下げる事ができると思います。
また、万が一当て逃げ事故に合った場合の、対応策にもなりますので是非参考にしてみてください。
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