機械式駐車場地下のメリットを自分にとっては良いと感じているが、デメリットはどうなんだろう?と思っていませんか?人によって車の生活スタイルがそれぞれ違います。毎日乗っている人、週一回、月一回、とバラバラですので当然デメリットと感じる所が違います。
そこで今回の記事は私が10年以上、機械式駐車場を見てきた経験や契約者様から受けてきた相談を元に機械式駐車場地下があなたにとってデメリットではない、と感じるように、私が思う地下のデメリットを打破して行こうと思います。
打破出来る、機械式駐車場地下デメリット
入出庫に時間が掛かる
まずはこれですね、地上階はゲートが上がるだけで入出庫が出来ますが、地下は車を安全に地上階に上げるため、スピードがゆっくりで時間が掛かります。ですがどうでしょう?時間が掛かると言っても地上階に比べて約1分ぐらい長くなるだけです。
地上階が必ず、すぐ出れるかと言うと、そうではありません先に出庫しようとしている人がいれば待たなければなりません。
要は使う時間帯なんです。朝や夕方は通勤に使っている人が多いので結局待ち時間に当たる事が多いです。朝夕以外で使う人は、急いでいる方も少ないのでその1分があまり気にならないのではないでしょうか。
温度や湿度が高い
確かに地下は雨が流れ込むし、地上階のパレットが太陽で熱せられるので湿気や湿度が高くなります。メンテナンス中に地下に入ったら1~2分で体がジメジメしてきます。
車が錆びないか心配ですね。湿度80%以上の状態で長期間ほったらかしにしたら車に影響が出ると言われています。これだけ聞くと地下は絶対イヤと感じますね、ですが年単位の長期間です。週一回ぐらいの頻度で乗っておけば大丈夫ではないでしょうか、因みに地上階に2~3年放置してても車にには影響はでます。
雨で車が汚れる
雨で上のパレットの汚れが落ち来るので地上階と比べると地下の方が汚れます。避けようのない事実です。ここは地下のメリットと天秤になりますね、車が地上階より汚れると塗装に影響を与える太陽の紫外線からは守れる。私は紫外線の方がイヤなので地下を選びます。
故障すれば地下は出庫まで時間が掛かる
例えば何かの安全装置がはたらいて、機械が動かないとします。業者が来るまで約30分、地上階だろうが地下であろうがこの時間は変わりません。
ここからは私の経験ですが、多少の時間の差があるものの地上階と地下とで出庫までに掛かる時間はあまり変わりません。少し地上階の方が早いぐらいです。故障の状態が酷くて使えなくなることはありますが、それでも車を出庫出来なかったことはありせん。
故障の頻度ですが多くても年間2~3回ぐらいです。あなたが故障に当たる確率は、簡単な計算をしますね、10人契約者が居たとして÷2回(年間故障確率)=5年に1回ぐらいです。その程度なんです。
上から物が落ちてくる
地上階のパレットとパレットの間は少し隙間が空いていて、モノを落としたから取ってほしいと言う依頼が年間で2~3件ぐらいあります。車を傷付けてないかも心配されます。
落とす代表的なものは、家の鍵、車の鍵、携帯電話、アイコス、と様々です。当たれば傷が付きますが、真っすぐ上から下に落ちますので、傷が付くことはないでしょう。実際これで傷が付いたと言うのは聞いたことがありません。
大雨による水没
確かに絶対ないとは言い切れません。ですが、まず起こらないと思っても良いでしょう。実際、私も地下が水没したのを見た経験がありません。地面に水たまりが出来たぐらいです。排水ポンプも付いていますし、あまり過度な心配はいりません。
これだけは打破出来ない、避けた方が良い機械式駐車場地下
機械式駐車場が出来て10年ぐらいは大丈夫なのですが、それ以上になると至る所からサビが発生します。放置すると雨が降った時にサビ水になり、車に付着します。
オーナーが保全計画を組んで10年ぐらいで機械式駐車場の塗装のやり直しをしますが(保全計画を組んでいない機械式駐車場も実際には存在します)それでも、もって20年ぐらいだと思います。
では何故サビを止めれないか? 表面的なサビはこれで問題ないですがサビは表面的だけではなくパレットの柱の中からも錆びて来るからです。中から来るサビは止める事が出来ません。ですので、あまり年数が経っている、機械式駐車場は避けて下さい。
まとめ
どうでしょう、あなたが感じているデメリットは打破できましたか?これは私が長年、機械式駐車場を見てきて最終的に借りるなら地下を選ぶ理由です。あなたにとって有意義な記事になったのでしたら嬉しいです。
他に機械式駐車場地下のメリットも書いていますのでよかったら読んでみて下さい。最後まで読んで頂き有難うございました。
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